Aloha! マリアージュサロン KANOAのブログへようこそ!
いきなり変わったタイトルで驚かれた方、いますよね〜。
「アロハ? アロハシャツ?」「てか何でハワイ??」みたいな。
実は私たちの名前「KANOA=カノア」はハワイ語の「自由」を意味する言葉で、これから婚活を始める皆さんが、世間のしがらみや人間関係なんかにしばられず、このハワイの青空と吹き渡る風のように、どこまでも自由な気持ちで、婚活の旅を楽しみながら一生のパートナーを探し当てて欲しい。そんな願いを込めて名付けたものなのです。
私自身、以前仕事でハワイに住んでいた事もあって、ハワイへの思い入れは人一倍。
ついこの間も何気なく書店をぶらついていたら、ふと高砂淳二さんの発刊間もない写真集、その名も「Aloha 美しきハワイを巡る旅」(PIE International/¥2,640)が目に止まりました。
写真家の高砂淳二さんは、ダイビング雑誌の水中写真家からそのキャリアをスタートし、その後陸に上がって(?)水中写真のみならず、地球上の美しい自然をまるでその場に行って見ているような気持ちにさせてくれる写真を撮る、ネイチャーフォトグラファーとして知られる方です。
ハワイへの造詣も深く、先住ハワイアンから学んだという自然の向き合い方が写真にも反映されているのはいうまでもない事ですが、この写真集にはそうした珠玉の写真だけではなく、ハワイアンスピリッツ溢れるエッセイの数々も掲載されていて楽しめます。
その初めの方のページに「Aloha」と題されたエッセイがあって、とても興味深い内容。
“Aloha(アロハ)”は大きく言うと、ハワイ語で“愛”のこと。挨拶としても使われているし、思いやり、好意、親切、慈悲など、ほかにも多くの意味を含んでいる。
アロハは、もらうものではなく与えるもので、そうすることで自分もアロハに満たされ、アロハがぐるぐる巡り始めると言う。
日本でアロハというと、なんかお気楽なイメージしかないと思いますが、ハワイの人たちにとってはとても大切で、人生の深淵な部分に迫るような精神性のあるものなのですね。
そうして自分を振り返ると、この「もらうものではなく与えるもの」というのは正直全然できていないなと思うわけで、婚活中でもそうした方は多いのでは?と推察します。
当然婚活をして、これからの人生のパートナーを探すわけですから、条件はいっぱいありますよね。自分に対して「こういうことをしてくれる人」「こういう気持ちにさせてくれる人」「こういうものを与えてくれる人」など、一定のラインを設けて活動することは婚活の基本中の基本です。
ここがあやふやなままでは、芯の通った婚活はできませんし、納得のいくお相手を見つけることも難しい。やはり譲れない線を一本引くことはとても大切です。
でも「TAKE」ばかり求めていると、どうでしょう?
「あの人、悪い人じゃなさそうだけど、こういうことしてくれない」「言ってくれない」などのお相手への不満ばかりが先に立って、会う人みんなが「理想的じゃない」となってしまう危険性もないとは言えません。
「アロハは愛」「もらうものではなく与えるもの」と考えると、自分に対して「こういうことを与えてほしい人」に対して、自分は「何を与えてあげられるのか」。
どうしたら「そういう自分になれるんだろう」。そんな風に「GIVE」できる自分というものを考えるのも、結果的には理想の婚活を成功させる秘訣かもしれません。
KANOAが正規加盟店となっているTMS(全国結婚相談事業者連盟)では、会員の方に向けて「ファッションコーディネート」「メイクアップ」「エスコート&マナー」「コミュニケーション力アップ」など、自分磨きの色々なオンラインスクールを開催していて、「ただ相手を探す」だけの婚活では得ることのできない、有意義な時間をご提供しています。
せっかく婚活するなら、この機会に「なりたい自分」に成長して、そんな自分を「GIVE」することができれば、目指す婚活が実現に近づくのではと思います。
高砂さん自身も、
アロハを与えよう、シェアしようと意識してみたら、(中略)自分を取り巻く世界がほんの少しちがって見えて驚いたことがある。
としていて、
混沌としたこの時代にこそ、“愛”に生きよう、という、真っ直ぐな智恵が輝いてくるのかもしれない。
と結んでいます。
婚活している方々は、紛れもなく“愛”に生きている人たちですよね。
そして“愛”を増やしていける人たちだと思います。
KANOAもそうした方々に「アロハをシェア」することで、少してもお役に立てればこんな嬉しいことはありません。
一緒に始めていきましょう。Mahalo!
ALOHA 美しきハワイを巡る旅
著者・撮影:高砂淳二
出版社:パイインターナショナル
価格:¥2,640
(2022年2月24日初版発行)
Opmerkingen